心地よい夢から覚めて 始まりに嫌嫌おはよう 長い付き合いだけれど 未だに慣れることはない なんだか暗い気分 そんな気はしていた それでも期待して カーテンを開けてみる 予感は見事的中 ガラスに集まった滴 たまにはいいかななんて 未だに慣れることはない 少し遅めの支度 調べたバスの時刻表 間に合わない諦めた 傘差して歩いていこう 水溜まりの空 落ち葉舟の道 たまにはいいかな そんな気もしてきた 光と影の庭 僕らの棲む街 優しい風の色 他には僕だけ 長い針一回り 雲間射し込んだ光 雨の僕カタツムリ 傘から出られない なんだか嬉しくて それでも不安で どうせ雨が降る 傘から出られない なにかと言い訳 うまく逃げてきた なんでもいいから とにかく隠れたい 心地よい夢から覚めて 始まりに嫌嫌おはよう たまにはいいかななんて 未だに慣れることはない