YUSUKE SASAKI

大人になることが 子供でいることが
それが 嫌だった時 夢だった時 今 その時

秘密の落書きが 伝わらなかった時
僕が間違ったかな 狭まった道 今 その先

いつも見つめた あの星に咲く 花の色には 「理由がある」
ならば知りたい それも違った 「大事なこと」って何だろう

あなたが見た星の光は 遠く届かないものだけど
世界から見たあなたの場所も小さく映るもの
星が沈み 暗い夜でも 見えない場所で輝くもの
あの日に見たあなたの場所も 今どこかに きっとどこかで

目隠しじゃないけど ここが分からないよ
誰に教わったのか 貰ったのか 分からないよ

知りたいことを 知っていること 素敵なことだ 子供の時
知らないことが 知っているより 素敵なことと 知った大人

夢の場所に手を伸ばしても どうせ届かないだろうなんて
伸ばしてみた 本当だ 届くわけなかったんだ
大丈夫だ やっと分かった ここは夢じゃない 本当の場所
そばにあるもの 繋ぐべきもの 分かった気がする

僕らが見る星の光が 消えてしまったものならば
いずれきっと出遭うはずだろう その瞬間に
夜が沈み 星が光る時 僕らはまた歩けるだろう
過去や未来が 邪魔をするけど いつだって 今があること

一人でいることが 二人でいることが