信じ抜いたり 裏切られたり 頭の中は騒がしいや 皆変わらず自分勝手さ 気付かなくても 気付いても いつも僕らの真上で光る陽の有り難さに感謝して ちょっと高尚に見下したりしたおかげで僕は解ったのさ 愛想笑いに疲れたのは 繋がりたいと願ったから 涙の訳を知りたいのは 自分のことと似ているから 扉の鍵を無くしたのは 誰かの声に預けたから 後悔ばかりが目立つのは 昨日を越えた今日だから 今 消えそうな思い出と 忘れてしまいそうなナキゴエと 思い出せそうなこの時が 今の僕になるための僕 突き放したり 抱き締めたり 心の中は騒がしいや 相も変わらず自分勝手さ きっといつまでもこのまんま いつも僕らの真横で走る時間や笑顔に置いてかれ 黙り込んでは奥の奥まで旅して僕は解ったのさ 孤独が少し心地好いのは いつも隣が騒がしいから 頭ばかりが大きくなるのは よろめきながら歩けるから 言葉の隅が埋まらないのは 心の隅に隠れたから 夢のような嘘を吐いたのは そんな本当を祈ったから 今 消えそうな星空と 届いてしまえそうなこの距離と 触れることのないこの歌が 今の僕が歩ける場所 震えた声が真っ直ぐ届く ぶつかった肩がすれ違う 遠ざけるための醜い言葉が誰かの芯まで揺らしてる 心じゃまだまだ足りないから言葉や物に託したのに 伝わらないから何回だって同じところでもがいてる 今 砕けそうなこの夢と 遠い昔に描いた夢を 繋いだことは確かなこと 今の僕が歩いた場所 正しさばかりに惚れ込んで 失くしてしまいそうなこの声が 誰にも届きはしなくても 大切だってこと 思い出した 愛し合ったり いがみ合ったり 瞼の裏は騒がしいや ずっと変わらず自分勝手さ きっといつまでもこのまんま