YUSUKE SASAKI

word20131230

曇った望遠鏡で覗いた星空
「見えるはずなのに」 キミは目を逸らしていた
枯れた砂漠の上 積み上げたジオラマ
風がそっと背中を押したんだ キミは何をしたっけな
歩いた分だけ変わる景色

泣いていたって 強く引っ張って、抱いて、笑ってみせるよ
暗闇 一人だって 深く潜ってキミを見つけるよ
強く弱く見えたってどっちだってあるだろう
自分で自分を切り裂いた 夜はもう無くなった

割れた双眼鏡で覗いた星空
錆びた瞼の裏で輝いていた夢
虹を待っていた 雨上がりの空も
変わらないままで見たら変わらないままだった
閉じた鍵がまだ見当たらない

何百回何千回跳んだって届かないなら
声は震えたって関係ない 身体は奮い立たせるんだ
疑って消えた 真実は嘘になったんだ
愛してくれるなら何だって そんな唄も唄い出した

あっちもこっちも問題だ もうどっちつかずのハイエナだ
ほら どいつもこいつも解ってないさ 知ったかぶりをはにかんだ

開けた窓から眩しい光
晴れた空が愛しくなったんだ
虹を見るために降らせた雨は止んだんだ
胸を張って今 声を大にして
叫びたかったのはキミのことだったんだ

信じたんだよ 世界は美しいはずだったんだ
路地裏 貪った記憶もきっと吹き飛ぶはずなんだ
そんな簡単じゃない意地悪さは残酷だったんだ
何をどうやったって綺麗なキミの笑顔を除けば